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大会長挨拶

第33回 石川県理学療法学術大会長
​金沢脳神経外科病院

​土山 裕之

 会員の皆様には、新型コロナウイルスがようやく落ち着き、日常の業務に励んでおられることと存じます。 また、能登半島地震により被災された方におきましては、心よりお見舞い申し上げます。

 この度、第3回石川県理学療法学術大会を2025年2月23日(日)に対面にて開催いたします。2024年6月には、医療・介護・障がい分野でトリプル改定がありました。開催時期は、いよいよ2025年問題に突入する節目の年となります。

そこで、今回、大会テーマを「新時代に向けて〜理学療法士が未来の創り手としてすべきこと〜」としました。

 本学会が、これからの未来を理学療法士がどのように創っていけば良いかを見つけるヒントとなればと思っています。特別講演は、原正彦先生によるVR (バーチャルリアリティー)という仮想現実を利用した理学療法の世界を講演していただきます。また、シンポ ジウムでは、トリプル改定から半年過ぎたこの時期に新しい分野への取り組みについて現場の理学療法士の方にお話ししていただき 皆様の参考にできればと考えております。

 この5年間リモートでしか参加の機会がなかった若手の理学療法士の方には、フレッジャーズセッションとして1年目から5年目まで の会員の方を対象に演題を集める予定です。まずは、院外で発表する体験をして、次へのステップにしていただきたいと思います。院内の症例検討会などで披露された発表をもう一度先輩に見てもらい、本学術大会への発表へとつなげていただければありがたいです。

 なにとぞ本学術大会の発展のために、当日は、多数参加下さり、温かく活発な討論となることを心よりお願い申し上げます。

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